カタツムリとナメクジの違いは?なんで塩をかけると死ぬの?
でんでんむしむし~かたつむり~♪
帰る途中に、カタツムリを発見!
トロトロゆっくり歩いていて、可愛いですよね。
それに対して、ナメクジ!!
「お、おまえは・・・。」
き、気持ち悪い・・・(笑)
でも、よく考えたら
カタツムリとナメクジって、かなり似ていますよね(^_^;)
彼らの違いは、何なんでしょうか??
気になって調べてみると、
かなり意外なことが、わかったんです!!
「カタツムリの殻を取ったら、ナメクジなのかな!?」
って気になっていたら、一緒に見ていきましょー♪
カタツムリの殻を取ったらナメクジなの?
まず、結論から言っちゃうと、
カタツムリとナメクジは、全く別物で、
カタツムリの殻を取っても、ナメクジにはなりません!
カタツムリの殻は、体の一部であって、人間で言うと骨が外に出てきたようなもの。
その殻を取ってしまうと、当然ながら、カタツムリは死んでしまいます・・・。
では、なぜあんなに似ているのかと言うと
ナメクジは、カタツムリが進化したもの!
・・・だからです!!
ビックリじゃないですか??
ナメクジが進化して、カタツムリになったんじゃなくて、実はその逆!!
進化の過程で殻がなくなった理由は、殻が邪魔だったから(笑)
確かに、あの大きな殻を持って生活するのは、大変そうですよね。
カタツムリが重たい殻を取ると、こんなメリットがあります↓↓
カタツムリは、草むらにいるイメージがありますが
ナメクジは、どこにでもいますよね。
知らぬ間に、植木鉢の下にいたりするのは、殻がなくて動きやすいからってことです(^^)
カタツムリの殻の成分
あのカタツムリの殻は、「炭酸カルシウム」でできています。
したがって、カタツムリは、
殻の栄養のために、カルシウムを取らなければいけません!
なので、カタツムリを飼育する場合は、
卵の殻などを与えると、喜んでパクパク食べるんですよ~!
しかし自然界では、なかなかカルシウムを取ることができないため
塀のコンクリートなどを舐めに、集まったりしています。
雨の日出現する理由
カタツムリやナメクジは、雨になると道に出てきたりしますよね。
それには、以下のような理由があります。

カタツムリは、巻貝の仲間で、海にいる巻貝が、陸に出てきたようなもの。
ですので、カタツムリやナメクジは、とても乾燥に弱い生き物なんです。
晴れた日や、日中は
カタツムリ・・・殻の中
ナメクジ・・・植木鉢の下、葉の下、石の下など
に身を隠して、乾燥を防いでいます。
だからこそ、雨が降った日には、ここぞとばかりに道に出てくるんですね。
雨で地面が湿っている時は、実は、体の水分補給もしています。
カタツムリの殻も、ただ付いてるだけでなく、乾燥を防ぐ役割もあったんです!
また、ナメクジを除去するには、塩をかけると死ぬって、聞きますよね。
なぜ、ナメクジに塩をかけると、死んでしまうのでしょう?
次に、それについて、ご紹介しますね。
なぜナメクジに塩をかけると死ぬの?
先ほどもご説明したように、ナメクジは、乾燥に弱い生き物です。
したがって彼らは、普段は、体から粘液を出して、体を乾かないようにしています。
そこで、塩には、水分を吸い取る性質があるので
塩をかけると、体の水分が吸い取られ、縮んでしまうというメカニズム!
ですが、塩をかけただけで、すぐに死ぬわけではありません。
なんとか塩から抜け出して、水分を補給することができれば、また復活するんですよ~!
スライムみたいですよね(笑)
だから、雨の日なんかに「ナメクジを駆除しよう!」と思って、塩をかけても
また雨で復活するので、あまり意味がありません・・・。
ちなみに、カタツムリにも、直接かけると
同じ反応をしますが、すぐに殻にこもって、防御するんですよ!
こういう外的な攻撃にも、あの殻は役に立つんですね~♪
ナメクジはビールが大好き!?
ナメクジは、贅沢(?)な生き物で、なんとビールが大好きなんです!
したがって、ナメクジを除去する時は、プリンカップなどにビールを浸しておけば
勝手に寄ってきて、溺死してしまいます(゚д゚lll)
ちょっと気持ち悪いですが、ナメクジを除去したい時は
塩ではなく、ビールを試してみてくださいねっ!
最近のコメント