スイカの種は食べる？種を取りやすい切り方はコレ！

「え、おばあちゃん、スイカの種食べるの！？」

以前、富山のおばあちゃんの家で、スイカを食べていた時に
隣にいたおばあちゃんが、スイカの種まで、全部食べてたんです(^_^;)

 
「スイカの種を食べると盲腸になる」って話も、よく聞きますよね・・・。

おばあちゃんは、何でもないような顔して食べてたけど

スイカの種って、実際は食べて大丈夫なの？？
と思い、徹底調査してみると、意外な事実があったんです(ﾟдﾟ)！

なので、今回は、スイカの種に関する詳しい話を
種嫌いな母直伝の、種をパパッと取れる切り方と併せて、ご紹介しますね～！

スイカの種は食べても良いの？

ズバリ、結論から言うと・・・

「食べてもOK！！」

かぼちゃの種やひまわりの種を食べるように、スイカの種も食べても大丈夫！

むしろ、中国や台湾では、種を炒って
酒のつまみやお茶請けとして食べるほど、ポピュラーな食べ物だったんです。

外国人にとっての、日本の刺身みたいなものですね(^^)

もし、うっかり飲み込んだとしても
スイカの種の皮は頑丈なため、消化されずに、外へ出ていくのでご安心を。

スイカの種は、栄養満点！

スイカの種は、意外にも、栄養価が高い(ﾟдﾟ)！

特に、スイカの種に含まれる植物性脂肪は、血中コレステロールを下げる働きがあり、
他にも、夏バテ対策に効果があるビタミンＢ1やＢ2も、多く含まれています。

まさに、夏の風物詩に、ピッタリな栄養価ですよね！

先ほども、中国や台湾では、ポピュラーな食べ物と言いましたが
スイカの種は、免疫力を高める漢方薬としても、利用されています。

『ああ、だからウチのおばあちゃんは、あんな元気なのか・・・。』

と妙に納得(笑)

70歳なのに、全く夏バテしない体力は、スイカの種のおかげなのかも(^_^;)

とはいえ、スイカを食べている時に種があると、やっぱり鬱陶しい！

そこで、次は、
種嫌いな私の母直伝の「種を取りやすい切り方」を、ご紹介しますね～。

種を取りやすいスイカの切り方

スイカの種には、規則性があり、
それに従って切ると、食べる時に、パパッと種を取ることができます。

順を追って、イラスト付きでご説明していきますっ！

手順①　スイカを横に置き、半分に切る

最初は、ヘタに従って、“縦”に切るのではなく、“横”に置いて半分に切ります。
（画像の右の切り方）

スイカの種は、維管束（いかんそく）という白い線の周りに
規則的に、縦12列に並んでいるんです。

したがって、スイカを横に切ると、維管束が見やすくなるんですよ(^^)

手順②　維管束に沿って切る

うっすらと維管束が見えやすくなったら、その白い線に沿って、切っていきます。
（イラストのような、白い線に沿って切る）

イラストのように切っていくと、12等分になります。

手順③　中心から種に向かって切る

さらに、12等分したスイカの断片の中心から、種に向かって切っていきます。

すると、種の列の場所で切ることができるので
断片に、種が露出している状態で、切り分けることができるんです。

その後は、スプーンなどで、種をチョンチョンすれば、
ポロポロッと種が落ち、中には種がない状態にっ！

これで、種無しスイカの出来上がり！

スイカを出すお店では、こういう切り方をしているお店も多いんですよ～（´∀｀）

スイカの甘さが均等になる！

スイカは、中心部が最も甘い！

したがって、この切り方をすると、全て中心部から切っているので
スイカの1番美味しい部分を、均等に切り分けることができます。

こうすれば、たくさんの子供達がいても、ケンカになりませんっ！

今どき、スイカの取り合いなんて、そんなにないと思いますが
親戚が集まった時なんかに、この切り方を覚えておくと、便利ですよね(^^)

最後に

スイカの種は、あまり好きではないですが
やはりスイカに種がなかったら、スイカっぽくない(笑)

なので、スイカに種があるのは、夏の風物詩として楽しんで
ご紹介いた切り方で、食べる時に、綺麗サッパリ取っちゃいましょう(^^)

そして、種は、後で塩などで炒れば、おいしいかもしれませんね。

ちなみに、スイカの種を、春頃に庭に植えると
しっかり育てれば、小さい玉のスイカはできるようです。

種からは、さすがに難しそうなので、苗から育ててみようかなあ（´∀｀）