税理士試験の財務諸表論!差を付ける理論の勉強方法は?
「必死に勉強してるつもりなのに、点数が伸びない・・・」
こんな状態になっていませんか?
私も、財務諸表論の理論が、伸び悩む時期がありましたが
勉強法を変えたら、グンと点数が上がりましたよ♪
財務諸表論の理論は、抽象的な問題が多いため
質問に対して、的確に解答することが、重要です!
そのためには、ただ闇雲に暗記するだけではダメ!
そこで、今回は
私が合格した時に行った勉強方法を、ご紹介しますね♪
目次
暗記重視?理解重視?
まず、暗記と理解のどっちを重視すべきか、ですが
最初は、暗記を重要視しましょう!
「暗記」という、土台があってこその「理解」であり
暗記作業を疎かにすると、合格はできません。
これは、私の失敗経験からも、言えることです(笑)
私は、税理士試験の財務諸表論は、2回受験しましたが
1回目の試験は、理解で勝負しようとして、見事に打ち砕かれました(^_^;)
暗記と理解の比重
しかし、理解を全くしないでも良い、というわけではありません。
「暗記:理解=7:3」くらいで、考えると良いですよ!
「暗記」で、取るべき所を取る
「理解」で、他の人と差を付けるイメージです。
そして、暗記も、冒頭部分で言ったように
ただ単に、暗記するのではなく、使える記憶にすることが、大切!
次に、そのための理論の勉強方法を、ご紹介しますね(^^)
財務諸表論の暗記の方法
財務諸表論の理論って、暗記作業をしてる時は、覚えられても
いざ問題で問われると、答えられないことって、多いですよね・・・。
「あ~!コレを書けば良かったのか~!」
って、模試で、何回経験したことか(^_^;)
模試ならまだしも、本試験でやってしまったら、かなり悔いが残る!
そこで、暗記したものを、使える記憶にしていくためには
次の3ステップで、勉強すると良いですよ~!
ステップ①:目次を覚える
ステップ①は、目次を覚えること!!
目次を覚えることで、理論の全体像を把握し
暗記したものを、頭の中で整理することができます。
暗記したのに、答えがわからないのは
理論のどこの部分が問われているのかが、わかっていないからです。
目次を覚えるだけでも、ビックリするくらい
暗記したものを、ピックアップできるようになりますよ(^^)
ステップ②:テキストをイメージで覚える
大原なら「理論サブノート」、TACなら「理論マスター」など
覚えるべきものが、まとめてあるものがありますが
それ以外にも、メインのテキストがありますよね。
ステップ②では、そのテキストを、大体のイメージで
どこに何があったのかを、覚えていきます!
・あのページには、棚卸と固定資産の表があったな~
・そこのページは、発生主義のことを言ってたな~
などなど、特徴があるものを目印にして
パラパラパラパラと、ページをめくり、覚えていきます。
言わば、テキストを、まるごと覚えるような感じ♪
「そんなの無理だ~~~!」と思うかもしれませんが
暗記作業のように、一字一句覚えるのではなく
イメージで覚えるので、意外とすんなりと頭に入りますよ(´∀`)
ステップ③:目次とテキストイメージを紐付けする
さらに、ステップ①で覚えた「目次」と、
ステップ②の「テキストイメージ」を紐づけすれば、怖いものナシ!
もはや、頭の中にテキストが入っているので
問題で問われたら、目次を辿って、答えを探してくるような状態になります。
「あ~あのページの取得原価のことを、言っているのか~」
ということがわかれば
暗記したものを、間違いなく書くことができますね(^^)
こういう作業を繰り返していくうちに
暗記したもの同士の関連性が、見えてくるようになり、より理解が深まりますよ♪
理論問題の解き方
理論問題は、解ける問題から解いていくのが、鉄則!
そのためには、まずは問題の見極めが重要です。
私は、以下のように
A・B・Cのランクを付けて、問題を区別していました!
このように区別して
A・Bの問題から、手を付けるようにしてました。
計算⇒理論の順番で解く
理論を、最初から解く人が、多いかと思いますが
私は、計算から最初に、解いていました。
その理由は、前回の計算編の記事で、ご紹介したように
計算の方が、点数が安定しますし、精神的に落ち着けるから!
理論問題は、難しい問題も出ることがあるので
そこで、パニックになってしまったら
計算にまで、影響してしまいますからね(^_^;)
計算は、チャチャっと終わらせて
落ち着いて、理論に望むと良いですよ~!
最後に
財務諸表論の理論勉強法は、いかがだったでしょうか?
ちなみに、この暗記法は、「1分スピード記憶勉強法」という本を読んで
税理士試験の理論に、応用したものです(^^)
目次の覚え方などは、もっと詳しく書いてあるので
興味があったら、ぜひ見てみてくださいねっ!
では、一緒に、税理士試験がんばっていきましょう!
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